2008年12月28日 23:39
バス運転手片岡さんは事故現場での捜査において、警察官が「証拠を隠滅した」疑いがあるとして、今年3月警官2名を高知地検に証拠隠滅罪の容疑で告訴していた。
6ヵ月後、最高裁判決を待っていたかのように、高知地検はその捜査を終えた。結果は『嫌疑なし』、証拠隠滅の疑いはまったくないとして不起訴処分となり捜査は終わった。文書による捜査報告を求めた片岡さんに届いた文書にはその4文字が書かれていたのみだった。
高知地検の捜査に疑問を持った片岡さんは、直ちに高知検察審査会に不服申し立てをおこなった。その際、ブレーキ痕の鑑定書、バスの走行検証ビデオなど高松高裁に却下された証拠を提出している。
検察審査会は非公開であり、11名の検察審査員は一般の方々で構成されているが、それをサポートするのが審査会事務局。事務局長は最高裁から任命されており、地裁の事務官がその人にあたる場合が多いようだ。
国民の多くがこの高知白バイ事故の捜査のあり方に関心を持っていることを審査会のメンバーに伝えて、事務局の誘導に負けないで、審査会が国民の代表で構成されていることを自覚した審査を、公平な審査をすることを求めて、高知検察審査会への署名活動を行っている。
(今 署名数は7000筆くらいです。1月10日が締め切りとなっていますが目標の1万人を高知検察審査会に届けたいと思っています。 ご協力ををお願いします)
詳細は → 片岡晴彦さんを支援する会をご覧下さい
さて、本題です
12月27日。高知新聞朝刊に高知地検関係の記事が大きく出ていた。
先ずは写真をクリックして記事を読んでください。
昨年5月に高知県警香南署で保護した男性を制圧中に死亡させた事件で、高知地検は制圧に関係した9名の警察官を業務上過失致死の容疑で捜査した。その結果の『不起訴処分』なのだが、驚いたことに、その不起訴処分の理由を高知地検は公表しないと記事は書いている。
高知地検の次席検事はその理由を『遺族の意向』としている。
以下 高知新聞記事転載
今回の地元マスコミは評価できると思う。しかし、高知白バイ事件も同様に公務の正当性が問われていると思うが、ネット支援者の一人が捜査の違法性を訴えて高知新聞に電話した時には「人一人、命を失っているんだぞ」
といわれたそうだ。
・・・・・・ 話を戻します。
最近、遺族や犯罪被害者の感情が司法の場で大きく取り上げられている。法廷での被害者の意見陳述に始まり、今では法廷で加害者に尋問もできるような体制になったと聞く。
一時期、人権問題として「犯罪者の人権は重視されるのに被害者の人権が軽視される場合が多い」という声が上がった。それを受けて警察は犯罪被害者の保護の名目のもと「犯罪被害者対策室」を設置し、被害者の心のケアや法的な相談にのる等の支援を行っている。
被害者や遺族のとってこれは頼りになる制度で、心強いだろう。その制度が被害者の役に立つことは多いと思うから私もその制度自体には賛成である。ただ、私が気になっている点が幾つかあるが、その中の一つがこの記事でさらに強くなった。
結論から言えば 「地検や警察は被害者感情や遺族感情を利用しているのではないか?」ということだ。被害者感情の向こう側には「世論」が見える。法廷でも被害者感情が重要視されている。と警察が意識すれば、警察や検察はどう動くのか?
自分達の正当性や、有利な公判を展開するために、被害者を利用したいという誘惑は生じないだろうか?特に一方の当事者が「身内」である場合は、その誘惑に負けてしまうのではないだろうか。
この記事の2件の被害者に「何らかの働きかけ」が支援の名目で行われてたとしたら、今回の『遺族の意向」が納得できる。「嫌疑なし」・「嫌疑不十分」の4文字すら公表しないのは不自然としかいえない。
例の如く 蛇足
「被害者感情」
高知白バイ事件を書き始めて、ネットで話題になり始めるとよく来たコメントが「相手は亡くなっているのだぞ」といった論調。ホントにそう思っている人もいただろうが、何とか世論の流れを自分達のほうへ引き戻そう、この流れを止めてやろうとした俗に言われる『工作員』もいたはずだ。『あしなが叔父さん」とかいった交通事故遺族の会まで立ち上げていた。
そういった世論誘導が効果が無いと知ると、今度は「遺族批判」が2CH等でちらちら見られたようだ。こちらは片岡さんの支援者の人格を疑わせる手法。
今週発売された週刊現代出掲載された高知白バイ事故の記事。その中でジャーナリストの柳原三佳さんが書いている言葉を今日のエントリーの最後にします。
以下 週刊現代より転載
追伸
このエントリー、誰かとかぶるかなと思っていたらかぶっていました(苦笑い)
監視委員さんのブログです → なぜ交通事故で冤罪や捏造が?

6ヵ月後、最高裁判決を待っていたかのように、高知地検はその捜査を終えた。結果は『嫌疑なし』、証拠隠滅の疑いはまったくないとして不起訴処分となり捜査は終わった。文書による捜査報告を求めた片岡さんに届いた文書にはその4文字が書かれていたのみだった。
高知地検の捜査に疑問を持った片岡さんは、直ちに高知検察審査会に不服申し立てをおこなった。その際、ブレーキ痕の鑑定書、バスの走行検証ビデオなど高松高裁に却下された証拠を提出している。
検察審査会は非公開であり、11名の検察審査員は一般の方々で構成されているが、それをサポートするのが審査会事務局。事務局長は最高裁から任命されており、地裁の事務官がその人にあたる場合が多いようだ。
国民の多くがこの高知白バイ事故の捜査のあり方に関心を持っていることを審査会のメンバーに伝えて、事務局の誘導に負けないで、審査会が国民の代表で構成されていることを自覚した審査を、公平な審査をすることを求めて、高知検察審査会への署名活動を行っている。
(今 署名数は7000筆くらいです。1月10日が締め切りとなっていますが目標の1万人を高知検察審査会に届けたいと思っています。 ご協力ををお願いします)
詳細は → 片岡晴彦さんを支援する会をご覧下さい
さて、本題です
12月27日。高知新聞朝刊に高知地検関係の記事が大きく出ていた。
先ずは写真をクリックして記事を読んでください。
昨年5月に高知県警香南署で保護した男性を制圧中に死亡させた事件で、高知地検は制圧に関係した9名の警察官を業務上過失致死の容疑で捜査した。その結果の『不起訴処分』なのだが、驚いたことに、その不起訴処分の理由を高知地検は公表しないと記事は書いている。
高知地検の次席検事はその理由を『遺族の意向』としている。
以下 高知新聞記事転載
報道陣から『県民が死亡している。公務が正当かどうかは遺族感情とは別問題』 『捜査機関同士の身内のかばいあいではないかと批判が出たが、小野次席検事は「遺族感情を考慮した。県民にはご理解頂きたい」と述べるにとどまった。
今回の地元マスコミは評価できると思う。しかし、高知白バイ事件も同様に公務の正当性が問われていると思うが、ネット支援者の一人が捜査の違法性を訴えて高知新聞に電話した時には「人一人、命を失っているんだぞ」
といわれたそうだ。
・・・・・・ 話を戻します。
最近、遺族や犯罪被害者の感情が司法の場で大きく取り上げられている。法廷での被害者の意見陳述に始まり、今では法廷で加害者に尋問もできるような体制になったと聞く。
一時期、人権問題として「犯罪者の人権は重視されるのに被害者の人権が軽視される場合が多い」という声が上がった。それを受けて警察は犯罪被害者の保護の名目のもと「犯罪被害者対策室」を設置し、被害者の心のケアや法的な相談にのる等の支援を行っている。
被害者や遺族のとってこれは頼りになる制度で、心強いだろう。その制度が被害者の役に立つことは多いと思うから私もその制度自体には賛成である。ただ、私が気になっている点が幾つかあるが、その中の一つがこの記事でさらに強くなった。
結論から言えば 「地検や警察は被害者感情や遺族感情を利用しているのではないか?」ということだ。被害者感情の向こう側には「世論」が見える。法廷でも被害者感情が重要視されている。と警察が意識すれば、警察や検察はどう動くのか?
自分達の正当性や、有利な公判を展開するために、被害者を利用したいという誘惑は生じないだろうか?特に一方の当事者が「身内」である場合は、その誘惑に負けてしまうのではないだろうか。
この記事の2件の被害者に「何らかの働きかけ」が支援の名目で行われてたとしたら、今回の『遺族の意向」が納得できる。「嫌疑なし」・「嫌疑不十分」の4文字すら公表しないのは不自然としかいえない。
例の如く 蛇足
「被害者感情」
高知白バイ事件を書き始めて、ネットで話題になり始めるとよく来たコメントが「相手は亡くなっているのだぞ」といった論調。ホントにそう思っている人もいただろうが、何とか世論の流れを自分達のほうへ引き戻そう、この流れを止めてやろうとした俗に言われる『工作員』もいたはずだ。『あしなが叔父さん」とかいった交通事故遺族の会まで立ち上げていた。
そういった世論誘導が効果が無いと知ると、今度は「遺族批判」が2CH等でちらちら見られたようだ。こちらは片岡さんの支援者の人格を疑わせる手法。
今週発売された週刊現代出掲載された高知白バイ事故の記事。その中でジャーナリストの柳原三佳さんが書いている言葉を今日のエントリーの最後にします。
以下 週刊現代より転載
この事故では、一人の白バイ隊員が妻子を残して死亡している。
警察・地検の身内を擁護する杜撰な捜査。
そして裁判所の根拠のない事実認定は、結果的には被害者遺族をも苦しめているのではないか
追伸
このエントリー、誰かとかぶるかなと思っていたらかぶっていました(苦笑い)
監視委員さんのブログです → なぜ交通事故で冤罪や捏造が?







コメント
監視委員長 | URL | Ztawh61w
あけましておめでとうございます(今さら)
同じ事件でもLMさんは冷静で大人の意見ですね。
こちらは「違う視点」というよりブチ切れただけですが....(苦笑)
( 2009年01月09日 17:25 [編集] )
LM737=管理人 | URL | ZJiAteBs
リンクの修正
監視委員さんのブログです → なぜ交通事故で冤罪や捏造が?
上記のリンクが機能していませんでした。
修正しました。
また違う視点で書いています。クリックして監視委員さんのブログを訪問してみてください
( 2008年12月30日 19:10 [編集] )
taka_19682002 | URL | -
Re: 被害者感情
こんにちは。
警察署内での「事件」は全然驚きませんし,
検察側の対応も全く驚きません。
全て想定の範囲内での出来事です。
地域により発生頻度の差はあれ,
全国何処でも起こっている事です。
(残念ですが・・・)
それにしても「被害者感情」は魔法の言葉ですね。
それで何でも通ってしまうのは恐ろしい。
( 2008年12月29日 18:57 [編集] )
kochiudon | URL | JHiVQ306
Re: 被害者感情
香南署の9人を不起訴とした理由、これ以外にも疑うような事案がたくさんあり全部起訴したら署内に誰一人としていなくなるからではないでしょうか(滝汗)
私が監視委員長さんのBlogへコメントしているようなことがザクザク出てくるで署う。orz
庶民は知らん顔してるけど結構いろいろ知ってますよ、旧:赤岡署長さん。
( 2008年12月29日 13:53 [編集] )
jbh | URL | 4ARdecsc
Re: 被害者感情
同地検によると、中平被告は82年4月に採用され、05年1月に退職。在職当時から住宅ローンの返済などで借金を重ね、06年に自己破産したが、その後も消費者金融やヤミ金融に借金をしていたという。小野正弘次席検事は「勤務していた人間が法を犯したのは非常に残念」と話している。
また、元検察事務官の逮捕を同署は発表しておらず、「共犯者がおり、捜査中の事案なので発表しなかった」と説明している。
http://blog.livedoor.jp/kabarai/archives/51508494.html
ひょとしたら、この事件を、警察と取引した。
( 2008年12月29日 12:50 [編集] )
世界の白バイグミ | URL | sScF8v/E
あきらかに、自分達、高知県警、の不始末を片岡さんに押し付けてますよ。やつあたり。幼稚です。
( 2008年12月29日 12:08 [編集] )
jbh | URL | hW56Ck9Y
Re: 被害者感情
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( 2008年12月29日 06:22 [編集] )
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