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免許取消しは違法  逆転勝訴 福島県

2009年10月02日 01:24

 

  いつもトラックバックしてくれるennzaixさんのブログに 仙台高裁で下された逆転判決が紹介されていた。 → こちら10月1日記事

  詳しく調べてみようと『免許取消しは違法』で検索してみると、結構出てました。全国ニュースになってます。

  詳しくはリンク先をご覧頂くとして、仙台高裁の石原直樹裁判長は判決理由の中で、茨城県警の作成した実況見分調書の一部が信用性に欠しいとし、また 事故の相手の相手の過失もあるとして、一審判決を取り消して免許取消し処分は違法と判断した。

  非常に気になるのは 信用性に乏しいとされた「一部」とは何なのか?

  事故は2007年の8月17日未明に発生している。事故の内容や地裁の様子などいろいろ調べてみたが引っかからないので、今のところ不明です。

  enzaixさんの記事では、

  福島県側は調書などに基づき、漫然と走行した男性の不注意が原因で、バイクは法定の最低速度を上回っていたと主張したが、石原裁判長はブレーキ痕などから「バイクは最低速度を10キロ以上下回っていたと推認される」として退けた。

  と ニュース記事を引用していた。

  信用性に欠しいとされたのは「バイクの速度」か?、この事故は大型トレーラーがバイクに追突したものとあるから、バイクのブレーキ痕はつかないだろう?とか バイクの速度を推認した根拠は?

  いろいろ想像力たくましく考えてみたが、この情報量ではなんともならない。 一審、2審の判決理由とか入手したいものです。

  いろいろ調べていると、過去2件の公安委員会が敗訴した例があるのがわかった。そのうちの一件をご紹介します

  以下 2004・10・20の共同通信記事引用

  信号無視で人身事故を起こし、運転免許の取り消し処分を受けた京都府長岡京市の男性(31)が「免許を取り消されるほどの過失はなく、処分は違法」と訴えた訴訟で、京都地裁の水上敏(みずかみ・さとし)裁判長は二十日、男性の訴えを認め、京都府公安委員会の処分を取り消す判決を言い渡した。
 この事故で男性は今年五月、業務上過失傷害罪で執行猶予付きの有罪判決を受けたが、水上裁判長は被害者が信号無視をした可能性を示唆した上で、男性に免許取り消しになるような過失はなかったと指摘、処分を違法と認定した。
 判決によると、男性は昨年六月、京都市左京区の交差点で黄信号なのに軽ワゴン車で進入。横断歩道を渡っていた会社員をはね、約三カ月の重傷を負わせた。府公安委員会は今年一月、交通違反の累積点数に基づき、男性の免許を取り消した。

  以上

 免許取消しの行政処分の際には『聴聞会』なるものが開かれる。当然、片岡さんも出席して事故の状況を主張している。 高知白バイ事件が事件と言われる所以(ユエン)は、11月の地検事情聴取において「あるはずのないスリップ痕」が証拠として提出されたからだが、聴聞会はその前におこなわれた。 この頃から。『事件』の臭いがしていた。

 事故から4ヶ月ほどして、聴聞会への呼び出し状が片岡さんに届いた。片岡さんは聴聞会出席の旨を返信はがきで高知県公安委員会に送った。

 ところが 弔問会の前日に公安委員会から出席の確認をする電話がかかってきた。はがきが届いていないということだった。

 はがきが届かないからと出席の確認の電話をくれる? それも前日。

 「親切だね」なんて誰も思わない。 それが通常の手続かもしれないが、かなりの違和感を私は感じた。 第一 「はがきが届かない」なんて極めて稀なことだろう。 官公庁の手紙等は大口配達とか言って、通常の配達方法と違うから『誤配』など先ずないと知人が教えてくれた。

 聴聞会では事故状況や違反の事情などを聴取し、それらを総合的に勘案して処分の判断してくれる。実際に死亡事故で免許取消しにならない例はざらにある。片岡さんや私達はその当時、生活に関わる免許だけは守りたいと考えていた。事故の形態や、生徒・教員達の目撃者の存在から、取消しにならない可能性は充分あると考えていた。

 ただ一つ 問題だったのが 相手が白バイであったことだ。

 片岡さんは予定通りに聴聞会に出席して、目撃者の存在を交えて事故の状況を訴えたが、聴聞官は『死亡事故は無条件に免許取消し』と言う言葉を繰り返すだけだった。

 免許を返納して帰ってきた片岡さんの無職の生活が始まった。免許を守る残された手段は行政処分の不服申し立てがある

 そのための準備を始めたのが2006年の夏。

 何人もの弁護士に依頼を断られた。なんとか見つかり事故現場で片岡さんらが「現場検証」を始めたとき、そこへ5分おきに白バイがやってきたりしたという。延で20台は下らないと片岡さんは言っている。

 やがて、片岡さんはある決断をした。不服申し立てをやめたのだ。

 「相手の隊員は亡くなっているのだから、免許取消し一年くらいなら我慢しなくてはならない。」

 それが第一の理由だ。 仮に不服申し立てをしてもそれが受理されるハードルの高さもかなりのものだっただろう。

 そうして『横断等禁止違反』と『重大な過失による死亡事故』にて合計22点の減点となり免許取消しは確定した。

 その後 60日の不服申し立て期間を過ぎるのを待っていたかのように、片岡さんのもとへ地検の呼び出し状が届いたのは10月には言ってからだった。

  現在 加古川刑務所に収監中の片岡さんが帰ってきたら、できる限り早い時期(2010年春頃を予定)にこの事件の再審請求を致します。 その際に同時に提出するように支援する会が署名活動を行っています。ご協力をよろしくお願いします。    

   詳細は → 支援する会HP    

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コメント

  1. 鉄馬 | URL | HaMeHsw.

    Re: 免許取消しは違法  逆転勝訴 福島県

    >「法服の枷 沈黙を破った裁判官たち」

    1973年。長沼事件で日本初の違憲判決下した福島重雄裁判長。

    その後福島さんの本を読みました。

    その当時の裁判の陪席の中に見覚えのある名前がありました。

    陪席:木谷明

    高知白バイ事件にもたびたびコメントしている、木谷明さんだと思うのですが。

    何かの縁があるのでしょうね。

  2. lm737 | URL | 02QnOYzI

    Re: 免許取消しは違法  逆転勝訴 福島県

    mi9chael様

      PLAYBOY 記事読みました。

      予想以上に鋭い記事でした。情報提供ありがとうございました

      ご訪問の皆様にも お薦めいたします

  3. lm737 | URL | 02QnOYzI

    Re: 免許取消しは違法  逆転勝訴 福島県

    mi9chael様

     コメントありがとうございます

     プレイボーイの記事今度読んでみますね

     テレビや新聞は司法の腐敗触れようとはしませんが、雑誌等では司法が取り上げられることが増えてきました。

     足利事件等においても、どうしてこういった事態が起きたのかについて、さほど突っ込んだ考察を行わない。

     現場捜査のウソや矛盾を見抜けない司法。はっきりいって見抜こうとさえしていないのではないか? 面倒なのか? 出世に響くのか? 「どうせ、控訴審で逆転される」とあきらめているのか? 

     それにしても、最高裁事務総局の見事な裁判官掌握です。暗黙の内にそういった方向に誘導している。

     それも 幼いときから刷り込まれた『裁判所は正義』を疑うことなく暮らしている人達が大多数であるからでしょう。キチンと生活していたら裁判なんて関係ないという考えかもしれない。言い換えれば、自分に関係ないから気にならない?? かく言う私もこの事件に関わるまではそういった人達と同じでしたが・・・ 

     司法を監視する『国民審査』も名ばかりですからね。
     一番官僚化してはいけないのが司法だと思います。
     そのためには 司法の閉鎖性をなんとかしてほしいものです

  4. Re: 免許取消しは違法  逆転勝訴 福島県

    こんにちは-
    週刊プレイボ-イ「10月19日号」に「日本の司法をダメにする最高裁事務総局の正体」と題する記事があります。P.150からP.155まで

    人事権を武器に全国の裁判官を統制する最高裁事務総局―。
    そこはエリ―ト裁判官として純粋培養された約50人の「司法官僚」が君臨する司法界の「福魔殿」だった?!・・・

    短期集中シリ-ズの第2回目です。―一読の価値ありでしょう!

  5. 鉄馬 | URL | HaMeHsw.

    Re: 免許取消しは違法  逆転勝訴 福島県

    >片岡家とご遺族の和解は無理なのだろうか・・・

    ブレーキ痕捏造をお日様に下にさらけ出す事ができれば、「高知県警はウソをつく」と言う事が分ってもらえると思います。

    「The JOURNAL」のエントリーにこんなコメントがありました。

    亡くなった警察官も呆れていると思うよ。

    わたしもそう思います。

    高知県警の皆様。よーく考えてみてくださいね。

  6. lm737 | URL | 02QnOYzI

    Re: 免許取消しは違法  逆転勝訴 福島県

    鉄馬様

      >高知県警の悪のシナリオがわかっていれば、・・・

      今になって振り返ったら・・怪しげな気配はありました。

     〇県警交通部長自らが現場に来るほどの重大な事故で、県警が行った片岡さんの事情聴取は逮捕された2日間だけ。それも事故の状況については全く触れられていない。その後一切の聴取はなかった。

     〇事故から10日ほどで過失割合は「100:0」でどうかと県警からの打診

     〇民事不介入でもなかろうに・・・公務災害なら事故の示談等事故後の処理は雇用主である高知県警が動くべきだが・・人身関する示談等はご遺族任せ
     
     〇県警から『49日にはこないで欲しい』と連絡があったり・・・

     

      起訴後、こちらが闘う姿勢を見せると今度は積極関与。心理的ケアを建前に一人の審理捜査官を張り付けるなどした。彼はご遺族にあることない事かなりのことを吹き込んだかもしれない

      遺族の心を恨みと怒りで満たすことは簡単ですよ。

      「相手は反省していない。それどころか、片岡は取調べでもご主人(息子さん)が一方的に悪いと言っている」

      これだけで充分だろう。それが事実かどうかなんて関係はない。


     片岡さんと遺族の対立が深まって利するのは高知県警です。何故なら遺族もスリップ痕がなかった事は知っているから。裁判前に示談でも成立すれば県警は裁判は苦しいもになります。

     旧ブログの「読まれる前に』にも書いたけど 県警の捜査の被害者は片岡さんだけではなく、ご遺族も被害者だと思っています。

     片岡家とご遺族の和解は無理なのだろうか・・・

     

     

     

  7. 鉄馬 | URL | HaMeHsw.

    Re: 免許取消しは違法  逆転勝訴 福島県

    こんばんわ。

    >片岡さんは予定通りに聴聞会に出席して、目撃者の存在を交えて事故の状況を訴えたが、聴聞官は『死亡事故は無条件に免許取消し』と言う言葉を繰り返すだけだった。

    これはおかしいです。

    これで聴聞会に出席する意味がありません。

    あとの祭りかもしれませんが、高知県警の悪のシナリオがわかっていれば、聴聞会の会話もドライブレコーダーよろしく録音しておくべきだったのでしょう。

    でも、警察が悪事をしたり、裁判所が公正でないなんて当時は思わなかったですよね。多分。

    逆に今となっては、警察が公正であることを信じるとバカにされるのが当たり前です。

    なんという世の中になったものでしょう。

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